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早くも「ワイルド・スピード 9」が動き出した!【季刊誌ワイルドスピード冬号】

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まだ早い?そんなことはない。もう「ワイルド・スピード9」は動き出しているのだ。今回は “ファミリー” なら知っておきたい、第9作の最新情報をお届けする。

 

 「ワイルド・スピード」第9作 特集!

今、分かっていること

公開日:2020/4/20

ドミニクが息子を連れてスクリーンに帰ってくるのは、2020年になりそうだ。その前にホブスとデッカードの絆を描いたスピンオフ作品が公開される。さらに2021年公開予定の第10作でシリーズが完結することも明らかにされた。最後の2作はどんなストーリーになるのか?その鍵を握るのが監督と脚本家だ。

監督:ジャスティン・リン

ファンにとってリン監督の復帰ほど嬉しいニュースはないだろう。彼は第3作から第6作までメガホンを取った、「ワイルド・スピード」の育ての親ともいえる存在だ。彼が離脱して以降不安なニュースが多かったが、彼なら安心して最終章を任せられる。

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左:ヴィン・ディーゼル(ドミニク役)
右:ジャスティン・リン

脚本家:クリス・モーガン

こちらは必然の流れだ。第3作から第8作まで脚本を担当したクリス・モーガン氏が、次回作も続投することになった。ただ現在はスピンオフ映画の脚本を執筆中なので、第9作についてはアイデアを練っている段階だろう。彼なら安心して任せられる...と言いたいところだが、ストーリーの迷走感は否めない。

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左:クリス・モーガン
右:ニール・H・モリッツ(プロデューサー)

キャスト:ミアがカムバック

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第8作には登場しなかったミア・トレット役のジョーダナ・ブリュースターが次回作に出演するようだ。第7作は「ブライアンが二人の子供のため、ミアとともにチームを離れる決断をする」というシナリオだった。

第9作にどのような形で登場するのか、注目が集まっている。私の予想では序盤にレティとお茶会を開いて終わり、だと思う。そのときに前作で死亡したエレナの話題が挙がるかもしれない。いずれにしてもチームへの復帰はないだろう。そのためにはブライアン・オコナーを登場させなければならないからだ。

序章:ロス・バンドレロス2


ドミニク役のヴィン・ディーゼルが、ワイルドスピードの新しいストーリーに関する情報を解禁した。本作の新たな短編映画の制作について言及したのだ。作品名は「ロス・バンドレロス 2(原題:Los Bandoleros 2)」。ヴィンは下の写真と共に「これはファン・アートじゃない。本物の予告だ。君たちは私と作家のクリス・モーガンとの、今週の制作会議を聴いたのさ。ハハ...」とコメント。


画像からは舞台がロサンゼルスであることと、ミア役のジョーダナ・ブリュースターが登場することが示唆されている。恐らく、ドミニクとレティに焦点があてられるだろう。もし実現すれば、「ワイルド・スピード 9」へ繋がる物語になる。最終章に突入した本シリーズにとって、重要な作品となるのは間違いない。

私が第9作に期待すること

登場車種:GT-Rはほぼ確実⁉

第3作から劇中車のコーディネートを任せられてきたデニス・マッカーシー氏は、自動車雑誌「driver」の取材で次のように語っていた。

今回は脇役での登場だけど、個人的には日産GT-Rのパフォーマンスやクオリティーがものすごく気に入っている。欲しいクルマの1台なんだ。

「driver」2017年6月号 別冊付録 ワイルド・スピード ICE BREAK コンプリートBOOK より

 これは図らずも、次回作で日産GT-Rが主要キャラクターの愛車に選ばれることを示唆しているのではないか。だとすればハンドルを握るのは、前作でスバルに乗ったリトル・ノーバディの可能性が高い。あるいはミアが夫のGT-Rに乗ってトレット家を訪れるかもしれない。想像は広がるばかりだ。

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“本当に大切なもの” を取り戻して!


これまで東京、リオ、ロンドン、アブダビキューバと世界中を飛び回ってきた「ワイルド・スピード」シリーズだが、次回作の舞台はまだ発表されていない。私はドミニクがホームタウンに戻ることを期待している。


すべてが始まった1327番地に新築を構え、ガレージで息子と二人、70年型チャージャーのエンジンをいじっている。そこに「お腹空いたでしょ。ランチにしましょ。」とレティの声が聞こえる。...ワイスピの世界観は現実離れした戦闘なんかではなく、本物のドラテクを駆使したアスファルト上のストリートレースにあると私は思う。

本当に大切なものは、失ってから初めて気づくものなのかもしれないな。

ブライアン・オコナー/『ワイルド・スピード EURO MISSON』

季刊誌「ワイルドスピード」春号

Motor Lab. 初の試みだったが、楽しんでいただけただろうか?知識の足らない部分があったと思うが、ご容赦いただきたい。次号は4/7更新予定。乞うご期待!

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