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高校生の共同プロジェクト|オートライフマガジン

知られざるドイツ車「オペル」の魅力とは【現行ラインナップ一覧】

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ドイツ車と言われたら、メルセデスBMWアウディを思い浮かべる人が大半だろう。しかし今日は日本では売られていない、知る人ぞ知るドイツの自動車メーカー「オペル」を紹介する。

 

 「オペル」とは?

 簡単に言えば、ゼネラルモーターズ(以下GM)のヨーロッパ部門。しかし歴史は古く、1863年に創立された。初めはミシンや自転車の製造を行っていたが、1902年に自動車を造り始める。一時はドイツ最大の自動車メーカーとなった。


その後経営不振になり、アメリカのGM傘下に入って現在に至る。先のジュネーブモーターショーで、PSAがオペルを買収することを発表した。これはオペルが新たな一歩を踏み出すことを意味しているだろう。

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現行ラインナップを一挙に紹介!

記事のテーマ写真には、いかにも歴史を語りそうな一枚を選んだが、内容は実は違う。クルマ好きなら、過去よりも、今どんな車を造っているのか興味があるに違いない。今回は今売られている、すべてのオペル車を紹介する。どれも魅力的なクルマばかりなので、ぜひ一台一台見てもらいたい。

アダム(ADAM)

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オシャレなデザインが特徴の、Aセグメントハッチバック。バリエーション豊富なツートンカラーや、可愛らしいフロントフェイスを見たら、日本の女性もきっと好きになるだろう。ちなみに日本の男性には、SUVルックの「ロックス」がオススメ。

アンペラe(AMPERA e)

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シボレーの電気自動車「ボルトEV」のオペル・バージョン。2017年グリーンカー・オブザイヤーを受賞。巷ではテスラを脅かす存在として、話題になっている。アンペラe はあなたのカーライフをエコで、スマートなものにしてくれるはずだ。

アストラ(ASTRA)

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VWゴルフやプジョー308をライバルに持つ、Cセグメントカー。エッジの効いたシャープなデザインは、日本でも輝く存在である。広いキャビンを持つ「スポーツツアラー」で、家族とアクティブな休日を過ごすのはいかがだろう。

アストラ GTC(ASTRA GTC)

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スパルタンなモデルをお求めなら、GTCがオススメ。先代アストラ・ベースの3ドアクーペ。最強モデル「OPC」は、英トップ・ギアで珍しく評価された。ジェレミーによれば、性能も見た目もよくスピードも文句なし、しかも実用的らしい。

カスケーダCASCADA

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ソフトトップを採用する、4シーター・カブリオレ。伸びやかなボディラインと、控えめなフロントフェイスは、まさに大人のためのオープンカー。このオペルで六本木あたりを走れば、どんな男性も紳士的に見えるだろう。

コルサ(CORSA)

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若い男性におススメなのが、Bセグメントハッチのコルサ。207馬力の1.6リットル・ターボを搭載するスポーツタイプ「OPC」なら、女性にモテること間違いなし。パフォーマンスとアクセシビリティを両立させた、高性能モデルだ。

クロスランドX(CROSSLAND X)

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ファミリー・フレンドリーな都市型クロスオーバー。毎日をアクティブに、ファッショナブルにしてくれるクルマだ。きっとあなたも、休日にペットをつれて出かけたくなるだろう。このムービーの、彼女のように。


インシグニア(INSIGNIA)

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オペルのフラッグシップサルーン。グランドスポーツは紳士にお勧めできる、上質なセダンだ。広いキャビンが特徴のスポーツツアラーなら、安心してショッピングを楽しめる。SUVルックの「カントリーツアラー」もデビュー予定だ。

カール(KARL)

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GMコリア主導で開発された、Aセグメントハッチ。兄弟車のシボレースパークは、世界で110万台以上を売り上げる主力モデルだ。魅力はその価格にあり、日本円にして120万円ほどで手に入る。残念ながら、他に挙げられる長所はない。

メリーバ(MERIVA)

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ファミリー層にお勧めなのが、Bセグメント・MPVのメリーバ。国産のミニバンにはないスタイリッシュなエクステリアが魅力だ。乗り降りしやすい観音開きのサイドドアもオシャレ。お子さんが友達に自慢する姿が、目に浮かぶ。

モッカX(MOKKA X)

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アクティブなライフスタイルを求める人には、モッカXをお勧めしたい。精悍でスポーティなフロントフェイスは、都会の街によく似合う。CarPlayに対応するなど、先進装備も充実している。「グランドランドX」のデビューも近い。



ザフィーラ(ZAFIRA)

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メリーバよりも大きい、Cセグメント・MPV。メリーバとは異なり、こちらは3列シートも用意する。広々とした室内スペースと、スポーティなデザインを両立させたザフィーラなら、家族との旅行もさらにエンジョイできること間違いなし。

まとめ(日本で買うなら...)

一昔前のオペル車は、日本車と大して変わらないデザインだった。しかし今やファッショナブルでスタイリッシュに変貌している。

将来、私は日本の自動車メーカーのデベロッパーとなって、オペルのようなクルマ作りをしたいと思う。パフォーマンスとアクセシビリティを両立させた「アストラ」のようなクルマを。2030年のリリース、乞うご期待!

ちなみに日本でオペル車を買うなら、イギリス版・ヴォクスホールがオススメだ。右ハンドル仕様で、高性能モデル “OPC” も “VXR” として販売されている。

オペルは2017年内に、7の新型車を発売する予定だ。いくつかは既にデビューしたが、まだ披露されていないモデルもある。私は楽しみで仕方がない。皆さんも「どんなクルマなのか」想像しながら、待ち望んでいただきたい。

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